令和2年(2020)の活動

令和元年の暮れに中国武漢で発生した、新型のコロナウイルスによる感染者の拡大が日本にも及びグループの活動にも徐々に影響するようになってきました。

4月7日には東京、神奈川、埼玉、千葉、大坂、兵庫、福岡の7都府県に緊急事態宣言が行われ、16日には対象が全国に拡大され、昨年4月より始まった仲町台カフェも3月から活動の中止を余儀なくされました。

グループの活動もこの間全面的に自粛することとなりました。そんな中、じっとしていられないメンバーたちはZOOMを使ったリモート飲み会を開始し毎月1回定期的に居酒屋を開店することとしました。

この年は感染の波が押し寄せてくると活動を自粛し、感染が減少してくると近場の散策など感染予防をしながらの活動を繰り返して行う状態でした。

「七福神巡り(R2.1.4)」

 今年も、1年の福を願って、恒例の七福神巡りを実施しました。 

1月4日、グリーンライン高田駅に集合し、福禄寿神をお祀りしている興禅寺を出発地として金蔵寺(寿老神)、東照寺(布袋尊)、菊名池辯財天(辯財天)、蓮勝寺(毘沙門天)、正覚院(大黒天)、西方寺(恵比寿大神)と、港北区内所在の由緒ある七つのお寺を巡る半日のツアーです。

途中、布袋尊をお祀りする東照寺では「布袋様まつり」が開催されており、お汁粉の振舞いと地元のお囃子保存会の皆様による獅子舞とお囃子の披露が行われていました。冷えた身体を温かいお汁粉で温めながら獅子舞の見学を楽しみました。

また、行く先々で、私たちと同じように七福神巡りをしているグループと鉢合わせをすることもあり、港北七福神が多くの人に親しまれている事を感じました。

連勝寺の毘沙門天をお参り後昼食を取り大黒天、恵比寿大神へと向かいました。恵比寿大神をお祀りしている西方寺は、四季の花の寺としても有名なお寺です。今の時期、境内の蝋梅の大木に花が咲き始めているのを期待していたのですが、ようやく蕾が膨らみ始めたところでした。

今年もまた七福神は、参加したメンバーのそれぞれのお願いを、きっと叶えてくださることを願いつつ無事ツアーを終了しました。


「河津桜・三浦海岸桜まつり(R2.2.18)」

今年の冬は大変暖かく、三浦海岸の河津桜も例年と比べると一週間から10日も早く満開を迎えていました。

三浦海岸駅から小松ケ池公園までの約1㎞の道のりを、とても良い天気に恵まれ暖かな日差しを浴びながらのんびりと歩き、早咲きの桜を楽しんできました。桜の下には菜の花が植えられ、ピンクと黄色のコントラストがとてもきれいでした。途中で富士山が顔を出しているのを見つけ、高台に上り富士山の雄大な姿も楽しむことができました。

桜を楽しんだ後は、三浦半島のもう一つの楽しみである海鮮料理に舌鼓を打ちました。

河津桜は、ソメイヨシノと比べると花の見ごろがとても長くまだ充分花見を楽しめるそうです。


「散策を楽しみました(R2.3.23)」

新型コロナウイルスの感染拡大の為、 男楽々会 も活動を自粛し、各メンバーも自宅で静かに過ごしていたところですが、14日には桜の開花宣言が出され本格的な春がそこまで来ている中、活動好きなメンバーにとっては、家の中に閉じこもっているのもなかなかしんどいものを感じていたところです。

そんな中、身近な緑道の散策の計画が持ち上がり、3月23日、曇り空ではありましたが散策を実施しました。

散策は、中川八幡公園→都築中央公園→茅ヶ崎杉山神社→正覚寺→茅ヶ崎城址公園→都築民家園・大塚歳勝土遺跡公園 を巡るコースです。最後の都築民家園と大塚歳勝土遺跡公園は、コロナウイルスの影響の為休館となっており、中に入ることはできませんでしが、久しぶりにメンバーが顔を合わせ、外の新鮮な空気を吸いのんびりと散策を楽しみました。

 

 


「Web飲み会を楽しみました(R2.5.29)」

新型コロナウイルス感染に伴い、なかなか元の生活が取り戻せず「stay home」による自粛生活にも疲れ果てていたところ、最近はやりのWeb飲み会の話がまとまりました。早速準備に取り掛かりましたが、「ガラケー携帯をつかっているので参加できません」、「パソコンは苦手なのでメールのやり取りのみしかできません」などの声が上がってきました。

最終的には、3名のメンバーが何とかなりそうだとの事で、Zoomのテレビ電話を使い当日の20時より開始することとなりました。開始時間には3名ともそれぞれパソコンの前で操作を始めたのですがなかなかうまくつながりません。それぞれ携帯電話を片手に連絡を取り合い何とか3人の顔がパソコンの画面に現れた時には、一同ホッとしました。

およそ2か月ぶりの対面で、お互いに顔を見合わせ「元気ですか?」と声をかけあい、飲み会が始まりました。やはり声だけ聴いているのと、リアルタイムで顔をを見ながら話すのでは大きな違いです。3人とも大いに盛り上がり楽しいひと時を持ちました。次回までには、さらにメンバーを増やして楽しく飲み会を開くことと、お互いコロナには気を付けましょうと声を掛け合いお開きとなりました。


「晩秋の港散策(R2.12.4)」

 コロナ禍の中、男楽々会の活動も思うようにできず、現在の活動としては月一度のリモート飲み会を行っているのみです。この様な中、先月の飲み会において参加者から「紅葉の季節でもあり遠くへ出かけるのはなかなか難しいので、近場でのんびりと散歩でも行きましょう」との提案があり、横浜公園の紅葉、日本大通りの銀杏の黄葉そして山下公園地区の散策に出かけてきました。

大桟橋では、停泊中の飛鳥Ⅱを横目で眺めながらクジラの背中をのんびりと歩きました。  

赤レンガ倉庫での昼食の際には、できるだけ距離を保ちつつマスク越の会話も楽しみました。

昼食後は、JICAの海外移住資料館を見学し、昨年10月にオープンした商業施設「ハンマーヘッド」に立ち寄るなどしました。

 

とても穏やかな天候に恵まれ、コロナの感染拡大に注意しつつものんびりとした一日を過ごすことができました。